準備室だより
10期生 吸引・吸入演習
5月27日、2年生になって初めての演習がありました。
今回の演習は、吸引・酸素吸入を行いました。
吸引ではまず最初に、嚥下モデルを使用してカテーテルの持ち方やカテーテルの挿入の長さを確認しました。カテーテルを持つことが初めてだったので、モデルに挿入するときはとても緊張しました。その後、吸引モデルのQちゃんを使って実際に吸引を行いました。分泌物を吸引するときには、粘膜を傷つけないように注意するなど意識する点が多くありました。
実際の患者さんに行う際には苦痛を伴うため、短い時間で確実に分泌物を除去すること、また声掛けや説明が重要になることを学ぶことができました。
続いて、中央配管による酸素吸入を体験しました。看護師役は酸素マスクの付け方、中央配管の付け方を体験し、患者役は酸素マスク実際につけてみました。酸素マスクを装着すると耳の後ろやマスクと皮膚が触れる部分が圧迫されるのを感じました。
続いて、酸素ボンベによる酸素吸入を体験しました。実際に酸素ボンベを操作し酸素ボンベの扱い方や鼻カニューレから酸素を吸入して患者さんの気持ちを体験し理解につながりました。鼻からの酸素吸入を体験し10期生からは「変な感じ」「冷たい」などの声が上がっていました。
演習後、グループ内で意見交換を行い学びを深め有意義な演習となりました。患者さんの気持ちを体験できたので、今後の実習で心理的サポートをしっかりと行いたいと思います。
P.N パンが好き