準備室だより

10期生 精神看護実習発表会

1月16日に精神看護学援助論Ⅲの実習発表会を行いました。

今回3日間の実習では、初日に全員でこころの医療センター駒ヶ根に行き、施設の概要や、特徴、地域との結びつきについて学んできました。2,3日目には、グループに分かれて木曽エリアでは、木曽障がい者総合支援センターともに、就労継続支援A型事業所すてっぷ 伊那エリアでは、アルプスこころの健康クリニック、多機能型支援センターイエレッテ、就労継続支援B型事業所輪っこはうす、コスモスの家、障がい者地域活動支援センターやすらぎに実習に行きました。実際に利用者の方と交流したり、清掃をするなど、施設の特色や利用し続けたいスタッフのあたたかさを感じることが出来ました。また、地域にあることで精神的な病を抱えた方が頼れるのは病院以外にもあることを知り、退院して働いたり、朝起きて日中は活動し、夜に寝るなど普通の人と同じように生活できるように施設の方の「いつでもまってる」という声掛けがあることが利用者の自信につながっていると感じました。

発表会では、グループごと学びと地域の結びつきについて説明しました。あるグループでは、実習で学んだ発想の転換について知ってもらうために、ぐーが負けという固定概念にとらわれない「三連敗したら勝ちゲーム」を行っていました。勝ったけど悔しい、負けたけどなんかうれしいといった勝ち負けではない同じ立場で考えることの大切さについて楽しく学ぶことが出来ました。今回、伺った施設があることで病院と地域の架け橋となる大切な役目だと分かりました。

今回、実習を受け入れてくださった施設の関係者の皆様、本当に貴重な体験をありがとうございました!

P.N はなもも。