準備室だより

11期生 基礎Ⅱ実習

一年次二回目の病院実習に行ってきました。入学してから約10カ月が経ち、技術演習や技術試験を重ね、患者さんに行える援助内容が増え、学びの多い実習でした。

患者さんの基礎情報をいただき疾患やその疾患に対する援助について事前学習を行い実習に挑むことができました。

行える援助内容が増えたことにより病室への訪室回数が増え、患者さんの思いをより身近に感じることができました。そして環境整備やバイタルサイン測定を行う時、患者さんの今日の気分や体調などの情報を得ることの大切さがわかりました。

環境の変化が人に与える影響はとても大きく、病院生活は患者さんにとって大きなストレスとなっていることがわかりました。毎日援助計画を立てますが、その時の患者さんの様子に合わせ、援助を変更する必要性があり、考えた援助が行えない時もありました。ですが、患者さんの笑顔が見られた際や感謝を伝えられた時に喜びが感じられ、とても温かい気持ちになりました。

10日間の実習はあっという間で、受け持ち患者さんや指導者、一緒に実習を乗り越えたメンバーへの感謝が大きかったです。

まとめの発表会では、他の病院に実習に行った人がどのような援助を行い、患者にどのような影響を与えたのか、そこから何を学んだのかがわかりました。同じ援助内容でも患者さんが違えば留意点なども違い、多くの学びが得られました。

二年次に向けて今回学んだこと、実際に援助を行ったときに考えたことなどを活かし、より良い援助につなげていきたいと思います。

P.Nしゃけ