準備室だより

11期生 森林セラピー

7月22日赤沢自然休養林に授業の一環で行ってきました。そこでは、森林セラピーが人間にもたらす効果について学びました。散策を始める前に、まずは唾液を用いたアミラーゼ検査を行い、ストレス値を数値化し、歩いた後にどれだけ数値が変わるのかを実験します。

森に入った時、一人ずつ間隔をあけて静かに歩き、五感を研ぎ澄ませました。

耳をすますと鳥のさえずりや、川の音、葉っぱがこすれる音、虫の声が一体となり森の中の音を感じることができました。歩き終わり、もう一度測ると数値が下がっている人が多くいました。数値が上がっている人もいましたが、その原因として、運動での心拍数の増加や空腹状況によるものだと教えていただきました。

午後には山道を歩きました。普段では歩かない段差がバラバラの道を歩くことにより、筋肉が使われるそうです。

切り株に新たな芽が生え、 木が育ち、その後切り株が腐敗しなくなることによって新たに生えた木の根部分が土よりも高く、空洞がある状態を「根上がり」というということも学びました。歴代の先輩方も撮ったという木の前で写真を撮りました!

森林セラピーを通して、ストレスが軽減され、心身がリフレッシュできるということを実感しました。森林セラピーや森林浴は世界各地で注目されています。五感を楽しめる木曽ならではの学びを今後に生かして生活していきたいです!!

P.Nしゃけ