準備室だより
高齢者体験
12月17日老年看護学概論の授業の一環で高齢者体験がありました。
疑似体験スーツを身に着け、体に重りなどで負荷をかけ、支柱やサポーターを巻き関節を曲がりずらくし、階段の上り下りや、ベッドに寝る動作を行いました。この体験を通して普段、高齢者がどんな思いでいるのかを感じることができました。

私たちは普段から階段を何気なく使用していますが、腰が曲がっていると前が見えず、さらに階段の下りでは膝が曲がらないため落ちそうになり恐怖心が強かったです。
学校にある在宅実習室を使用し、布団を敷いたり、浴槽に入ったり、掃除機をかけたりしました。布団を敷く動作は腰への負担が大きく、また座る動作は膝が曲がらないことから足を延ばしたまま座るので腕への負担が大きかったです。

ベッドに寝転がるときは足をあげるのも一苦労で仰臥位でいるよりも側臥位でいたほうが負担が少なく感じました。今回の体験を通して高齢の方が普段どこに負担を感じているのかを知ることができました。声掛けがあると安心につながることが分かったため、実習や普段の生活に生かしたいと思います
P.Nしゃけ